2016年 11月 17日
イギリスで自炊を楽しむ
フィッシュ&チップス、ローストビーフ、ドーバー・ソールなどが有名ですが、イギリス料理はあまりおいしくない、という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに、イギリスで外食をすると、日本よりもかなり高いわりに、際立って美味しいものには出会えない(というより、はずすことが多い)のは事実かもしれません。
イギリスのパブやレストランでメイン料理を頼むと、たいてい8~12ポンドかかり(今はポンドが比較的安いですが、1ポンド200円の時には1回の食事で2000~3000円しました)、もう一度食べたいと思うようなものは、あまりありませんでした。
イギリスで忘れられない料理、といえば、思い出すのは友人宅でごちそうになったフィッシュ・パイ(軽くスモークした白身魚と、こくのあるホワイトソースが絶妙)、チキン・キャセロール(鶏肉と野菜と数種のハーブをオーブンでじっくり焼いたもの)、ニジマスのソテーのハーブ添え(レモンのさわやかな香りとともに、まだ明るい夏の庭でいただくのは最高でした)と、家庭料理ばかり。
友人と一緒に料理する中で、イギリスの食材は豊かで、日本ではなかなか手に入らない、いろいろな種類のチーズやハム、ハーブ類もスーパーマーケットで安く手に入ることがわかりました。
そこで、イギリスを旅する時は、あえてそのうちの数日間はユースホステルなどの自炊ができる宿を選び、季節の食材を楽しむようにしています。
といっても、旅先なのでそんなに凝ったものは作りません。
豊富に揃っている生パスタやパスタソースに、野菜とハーブ、チーズを加えたり、ピザ生地を買ってきて具材を載せて焼くだけでも、十分満足できる食卓になります。
旅先で簡単に作れて美味しかったものは・・・
●マッシュルームのガーリックソテー
パックにいっぱいのマッシュルームが驚くほど安い!ニンニクとオリーブオイルで炒めるだけ。
●スモークしたサバのレモン添え
スモークしたサバ(パックで売られている)を軽く焼いて、レモンをたっぷりかけます。
●ラビオリのトマトソース
生パスタ(ラビオリ)にトマトソースをかけ、パルメザンチーズとハーブを添えます。
●スモーク・サーモン&ディル
スコティッシュ・サーモンにディルをたっぷり添えて、レモンをかけます。
●サーモンのソテー
スコティッシュ・サーモンの肉厚な切り身に軽く塩胡椒し、タイムをのせて、白ワインをふって焼きます。
食べる時にはレモンを絞って。
ユースホステルには、たいていキッチンが付いていて、冷蔵庫や調理器具、食器を自由に使うことができます。
スコットランドを旅した時、おいしいスコティッシュ・サーモンを思う存分味わうことができたのも、自炊ならでは。
そして食事に欠かせないのが、ローカル・エール(地ビール)!
これも、スーパーでビンで売られています。
飲み足りない時は、食後に近くのパブに繰り出します。
イギリスのパブは、ビールだけ飲みに来る人も多く、つまみを頼む必要はないので安心です。
おすすめのビールを飲み比べながら、静かに贅沢な時間が過ぎていきます。
2017年 壁掛けカレンダー イギリス スコットランドの生きものたちのくらし 【メール便可】
限定発売中!
ハナさんの新しい作品を含む16種類のイラスト入りカレンダーです。
イラストに添えられた手書きのフィールドメモには、ハナさん自身の観察によるスコットランドの生きものたちのくらしが、ときおりユーモアをまじえて記されています。
水仙が見ごろとなる春、ハナさんは空高く歌うヒバリの声に耳を傾けています。
ラベンダー、フォックスグローブ、ハニーサックルなど色とりどりの花が咲き乱れるスコットランドの短い夏。
ツバメたちが南アフリカへと去っていくと、カエデやトネリコの種がパラパラと落ち、秋がやってきます。
ヤマネが冬眠の準備をするころ、スコットランドの冬がはじまります。
クリスマス・カードにおススメのヒイラギやロビン。
ハナさんのレターセット、チェリスさんのトートバッグ、ティータオル
クリスマス・プレゼントにどうぞ
イギリスのハンドメイド品を直輸入してお届けしています。素朴で温かいクリーム色のマグカップ、ティーポット、プレート、スープカップ、ボウルなど結婚祝いや誕生日のプレゼントに多くの皆様に喜ばれています。スコットランドのアーティストのティータオルも素敵なデザイン。かわいい動物たち、ガーデンバード、猛禽たち、わんちゃんのレターセット、グリーティング・カードもおススメです。心豊かな暮らしを大切にするイギリスをお届けします。 ブルーベルの森 ホームページはこちらから